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フィールドに出て環境変動を理解しよう
〜微生物生態系と地球環境〜
目には見えない微生物は土壌や河川はもちろんのこと、空気や積雪といった一見生き物のいなそうな環境にも生息しています。野外でのフィールドワーク&ラボでの遺伝子実験や化学分析を通じて、このような微生物群集がどのように分布し相互作用することで、地球環境中に影響を与えているのかを明らかにしていきます。
雪氷学、気象学、海洋学をはじめとした様々な分野の研究者たちと共同して地球規模でのテーマにも取り組んでいます。
研究キーワード:微生物生態学・環境DNA・環境変動・バイオエアロゾル・氷河・積雪・森林・氷晶核形成
研究テーマ
バイオエアロゾル
大気中には、小さな砂の粒や大気汚染物質など様々な粒子(エアロゾル)が漂っており、この中で生物に由来しているものをバイオエアロゾル(ウイルス、バクテリア、菌類の胞子、植物花粉や胞子など)とよんでいます。
バイオエアロゾルは健康、生態、気象に大きな影響を与えるにもかかわらず、その実態はほとんど明らかにされてきませんでした。本研究室では、都市から極域まで幅広い地域を対象に研究を行っています。
大気を介した微生物の大循環
バイオエアロゾルが雲形成に与える影響評価
雪氷微生物
雪や氷の上には、寒冷な環境に適応した微生物が多様な生態系を形成しています。本研究室では生態系の一次生産者となる藻類やシアノバクテリア、分解者となるバクテリアや菌類、消費者となるクマムシなど、氷河上に生息する様々な生物に注目し、氷河表面の生態系を包括的に研究してきました。
Contact
Hokkaido University Tomakomai Experimental Forest, Takaoka, Tomakomai, Hokkaido, 053-0035, Japan
Phone:0144-33-2171
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